◆ 夢が叶った後にどうするか

「お金持ちになったら○○するぞ」と夢見るのが庶民。お金持ちは既にお金持ちなので、今更そんなことは言いません。むしろ「お金持ちになったら」と夢見たことはやり尽くしてしまった後の人生を生きているわけです。

とはいってもお金持ちも、成功する前には庶民と同じだったりします。

私の周りでも、美味しいものを食べたり高級車や高級時計を買ったり贅沢したり、綺麗なお姉さんと付き合ったり…。女の人でも旅行やブランドや散財したなんて方もいます。成功したらやりたいと思っていたことを実行したお金持ちは多いです。

みんなそこに辿り着くまでは「お金持ちになったら○○するぞ」がモチベーションになっているのは事実のよう。そして実際に成功して、想像してきた願いも叶えてしまったわけです。

ではそこから先はどうなるのか。


もっと高級な車・時計、もっとモテたいとか、もっともっとと消費に目が向いて、それをモチベーションにして行けているタイプも中にはいます。高級品をコレクションレベルまで極めてしまって、それが資産価値につながっている人なんかもしたりして。

一方で、そういう消費活動は一通りやり終わって落ち着いたから、もう家族のためとか平穏な生活のためお金を稼ぐ、なんて達観派もいます。相続とかに興味があるのはこっち。家族以外でも、のれん分けとか後輩を育てる方に目が向く人もたまにいます。

更には、もうお金はどうでもいいけど、稼ぐ活動そのものが楽しいなんてワーカホリックタイプもいます。

初めは「稼いで○○したいというのがあったけど、今はとにかく稼ぐこと、仕事自体が楽しい」なんて言う人です。先生や士業の方なんかは割とここが多い。まあこれも仕事自体が楽しくてハマっているタイプと、地位や権力を称賛されるのが嬉しいタイプに分かれる気もしますが。

夢が叶った後にどうするか
そんなわけで成功したら、その状態を維持して前に進むために次のモチベーション必要になるわけですな。え、自分だったら夢が叶ったらもう働きたくないしー、遊んで暮らしたいって?

そういう人もいますが、私の知り合いのお金持ちは仕事絡みなので、必然的に会うのは働いてる人メイン。遊んで暮らしている人とはあまり出会いません。まあでも代わりにリタイヤした人などの話は聞きますし、投資で儲けた人なんかはイベントで会ったり話を聞いたりします。

外資だと若いうちにガンガン稼いで貯金してアーリーリタイアして――なんて人もいます。大体が現地採用組でなく本国や世界を転々としているエリート系の人です。そして完全に社会と隔絶しているわけじゃなくて、顧問なり何なりの肩書きは残っていたりします。

彼らは世界一周の旅をするとか学校に入るとか、店を始めるとか、やりたいことをするパターンが多いみたい。リタイヤと言いつつ日本で言う脱サラなパターンもいます。

けど大半は数年したら起業したりどこかにまた勤め始めたりしている気がします。これはお金が無くなってしまったという例もあるでしょうが、生き甲斐を求めての選択も大きいようです。バリバリ働いてた人はやっぱそれが恋しくなるみたい。遊んでいるのも初めは楽しいけど、何年もそれだと飽きる。世界から置いて行かれる気がするとか。

「お金があるのに更にまた過酷な仕事をしたいとか、信じられないー」って私は思ったりしますが。

その点、インドアお金持ちタイプだと、地味な生活をしていたりします。知り合いの株で儲けた人は、配当で暮らしつつもデイトレしていますが、生活は地味。まあ株だと資産が=種銭なのでガンガン使えない命綱でもあるのでそうなってしまうんでしょう。好きなものはお金に糸目をつけず買っているみたいですが、自炊して細々と暮らしています。

勿論、派手で遊び歩いている人も中にはいるんでしょうが、アクティブな性格じゃない人だと、それもストレスになってきます。その結果、せっかく時間があるのに家でダラダラゴロゴロしている、なんてパターンも多いのが引きこもり型のお金持ち。

ある意味、理想のリタイヤ生活ですが、これも長いと飽きるそう。けど上のアーリーリタイア派とは違い、こっちは「働くのも嫌だしなー」と、ダラダラゴロゴロしているうちに一日が終わり、あっという間に一週間、一ヶ月、一年と、時間ばかりが過ぎていく。よくあるパターンです。

こんな目的がない生き方は嫌だって人もいるでしょうが、働かずにだらだらできて贅沢という考えもあります。

夢が叶った後にどうするか
どんなパターンを選ぶにしても、この人たちは余程無茶をして散財しなければ、一生生活していけます。お金のために働くレベルにはもういません。(まあ物なり名声なり、欲しいもののためってのはあるでしょうが)

つまり、お金持ちになってしまえば、お金のために働くのではなく自分のやりたいことの延長としての仕事なり働きに変わります。そこで○○がほしいとか、やっぱり仕事がしたいとか、ダラダラしたいとなるわけです。

その姿こそが、本人が本当に望んだことと言えなくもない。そうなってからが、どう生きるかの人生の真の意義なのかもしれないとちょっと真面目に思ったりしました。

ちなみに私はもちろん、稼いだら引退してだらだら贅沢に過ごしたいと思ってます。その日に向かってがんばるぞー。





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