◆ [本]幸せがずっと続く12の行動習慣

お金持ち=幸せではないことは、ここでも何度か書いています。持っていない人からすると、お金さえあればこの世の全てが叶うようなイメージを持つものですが、実際のところはお金持ちでも健康や事業や人間関係などでつまずくこともありますし、相続や子供のこと、今のお金が減ったらどうしようだとか、お金持ちならではの悩みも生まれます。

お金持ちになると、お金の「苦労」はなくても、お金の「不安」が増える。
それが現実でしょう。



ではどうしたら幸せになれるのか。というわけで今回は、幸せについて科学的に証明したというこの本について書きます。科学的と言っても、「データによると○○による幸せ度は何パーセント」みたいな統計の本ではありません。そして直接、お金持ちになる話でもないですが、この本の方法を試したらお金持ちよりも幸せになれるかもしれません。

というのも以下のような幸福度の割合があるからです。


●幸福度

まず人の幸福度は、50%が遺伝だそうです。良いこと悪いことが起きた時には一時的に数値はどちらかに偏りますが、そうでない時は元々の性格に左右されます。楽観的か悲観的かなどの性質に影響されるということです。

次が環境10%。お金持ちになった、健康かどうか、好きな人と結婚した、やりたい仕事につけたなど、生活環境によっての幸せです。それはたったの10%!

人間には「快楽適応」というものがあるので、どんな良いものを手に入れても「飽きる」からだそう。幸せは長くは続きません。なのでお金持ちになっても、世界一の美貌があっても、逆に美女と結婚しても、その幸せは一時のもの。

もっともっと幸せになろうとエスカレートし続けてこの世の贅沢を満喫しても、それにすら飽きる

ではどうしたら幸せになれるのかというと、残りの40%にヒントがあります。これは意図的な行動で変えられる部分。この本ではこの40%を改善して幸せになる方法を示しています。

●12の行動(目次)
1.感謝の気持ちを表わす
2.楽観的になる
3.考えすぎない、他人と比較しない
4.親切にする
5.人間関係を育てる
6.ストレスや悩みへの対抗策を練る
7.人を許す
8.熱中できる活動を増やす
9.人生の喜びを深く味わう
10.目標達成に全力を尽くす
11.内面的なものを大切にする
12.身体を大切にする――瞑想と運動

目次だけ拾うと漠然としていますが、本にはもっと詳しくこの項目の具体的な方法が書いてあります。たとえば感謝では、感謝日記をつけるというのが一例に挙げられています。でもそれも毎日とか週に何度とか負担になったら逆効果。週に一度くらいなど、常に新鮮に感謝を意識することができるペース=幸福が持続する頻度で続ける、みたいな感じ。

これらの行動を続けることで40%の幸せが強化されていきます。そのためのコツもあります。

●40%の行動習慣が続く5つのコツ(目次)
1.ポジティブな感情をより多く体験する
2.タイミングをはかり、行動に変化を起こす
3.社会的なつながりを大切にする
4.意欲と献身的な努力をもって人と関わる
5.行動は繰りかえすことで習慣になる

このコツを元に幸せになるための行動を続けることが、自分で行動して幸せになる道のりです。


お金があっても、欲しいものが全て手に入っても、幸せになるのは手に入れた一瞬だけ。

それと同じように、幸せになるためのこれらの行動も義務や苦行やルーチンになってしまうと、幸せを感じられません。常に幸せになるという意識と、幸せであることを感じ続けることが必要なんだそうです。

この本を一言で要約すると、幸せに慣れないように・飽きないようにすることが、幸せでいつづけるコツということでしょうか。

すぐに取り入れられそうなことから、面倒なことまでいろいろ書いてありますが、これを取り入れて幸せを維持できれば、40%を支配できます。するとあることが当たり前になってしまっている10%の幸せしかもっていないお金持ち以上に幸せでいられるかもしれません。

まあ個人的には、元々の遺伝による幸せを感じやすい人とそうでない人では、どちらが環境の10%を手に入れやすいかとか(楽観的なほど成功するなら、よくあるイメトレが正しいという証明になります)、遺伝も環境も心がけもクリアした100%の幸せな人はいるのかなども知りたかったですが、自分でできる範囲を変えて幸せを感じるようにという本のテーマに沿うと、他人がどうであろうと関係なくて自分で変えられる部分だけに集中するのは正しいのかもしれません。





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