◆ お金持ちの実家はやっぱりお金持ち?

お金持ちになって成功するのは、生まれながらにお金持ちの恵まれた特殊な人なのでしょうか?それとも貧乏人から這い上がった人の方でしょうか?

代々の資産家の家だと、教育にもお金をかけられるから将来の高収入につながりやすいとか、そもそも親の相続だけでお金持ちになれるとか、棚ボタ的なメリットはあります。親の付き合いも似たレベルの人が多くて自然とお金持ちの輪に入れているとかね。

あとはお金に対して子供の頃から苦労しなかった→あるのが当たり前だった→自然と「お金持ちになって当然」と信じ込める環境にいた、なんてイメトレ的なものも成り立ちます。

一方で実家がお金持ちではなかった場合は、親の援助は期待できません。自分自身が親を喜ばせたいとか誰かを見返したいとか、ハングリー精神で頑張ってお金持ちになったなんてのが王道のパターンでしょうか。子供の頃に苦労して、このままじゃ駄目だと思って商売や起業に目覚めた、なんてのはお金持ちの自伝でよく聞く話です。


ではどちらがお金持ちに多いかというと、見た限りでは現実は実家が資産家とまではいかなくても裕福な方が成功しています。というのも、お金の余裕がある家だと、最初の援助があり、失敗しても親がフォローしてくれる、やり直しがきくという点があるからです。

これは起業などの成功に限らず、投資関連や不動産業界でもよく聞く話です。

投信セミナーで見た大手証券会社の投資データでも、特に若い世代では、資産が多い人ほど相続などで親からの援助を受けている率が高い、なんてグラフがありました。投資データなのに、投資で増やしている人より相続が圧倒的に上で、おいおい!と思ったりしました。

まあ投資自体で成功しているのは「ハイリスクハイリターンな取引を好む」人が多いので、投信など既にお金を持っている人が「安定資産運用を目指す」商品とは客層も違うのかもしれませんが。

とはいえハイリスクハイリターンな取引でも、失敗して借金を負った時に、実家がお金持ちだから肩代わりしてもらえたなんて武勇談もあります。株主優待で有名な桐谷さんも過去には信用取引で失敗して妹と父親に肩代わりしてもらったなんて講演でいつも言ってます。

こういうのも事業と同じで失敗した時にフォローしてもらえて、再起できるメリットでしょうか。

また似たことは不動産関連でも聞きます。若くして高いマンションを選ぶ人は当然ながらいいところに勤めている高給取りの人が多いですが、そういう人は親からの援助も多い。自力でいいマンションを買うほど成功しているのは一部の人とか。

お金持ちの実家はやっぱりお金持ち?
でもこういう話を聞いてしまうと、家が裕福でない人はがっかりです。はい、うちもそうです。。。

ですが、親が普通・貧乏で自分の代で努力して成功した人は、もれなく親を超えている、というメリットもあります。元のハードルが低いので、成功したら=親を超えられるというわけ。

対して代々の資産家ですと、親から仕事も受け継げたとしても維持することが目的になります。初代が成し遂げたものを続けるわけで、業績が上がって拡大したりの可能性はあるものの、同じラインにあります。別業種に行くにしても親が偉大であるほど超えるのは難しい。

また代々のお金持ちだと、持っているがゆえに「保守的」で冒険しない人も多い。

一方でイチから始める場合は、冒険しないと上へ行けません。自分で考え、時には失敗して、成功する手順が必要になります。

レールがなくて未知だからこそ、試行錯誤の末に意外な才能を発見したり、革新的な何かを作り上げたり。そこまで大げさでなくても、親戚にいない方法で成功するとか、親の枠の外に飛び出している人が多い。

まあこれ裏を返したら、庶民の場合は親の真似をしたら平凡な庶民のまま終わってしまうので、どこかで一念発起しないと流れを変えられないということでもあります。

そしてそもそも独立心ややる気がないと自分で何か成功しようなんて思わないので、そういう素質のある人が自然と選ばれると。

結果、自分の代で成功したなんて方は、やっぱりバイタリティにあふれていて前向きで自信家が多いということにつながるんじゃないかと思ったり。

ということで、自由に自分の力で成功したい方は制限のない庶民・貧乏生活からのスタートの方がやりがいがあるのかも、なんて。

まあホントはお金も最初からあるに越したことはないですが、今更生まれた条件は変えられませんから、羨んでばかりいるのではなくて、その環境でできることに注視した方が建設的でしょう、ということで。





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