◆ お金持ちとインターナショナルスクール

さて先日、日本一有名な家の方がインターナショナルスクールを出た方と婚約か?というニュースがありました。ということで便乗です。

まずインターナショナルスクールとは、というと文部科学省の見解だと「法令上特段の規定はないが、一般的には、主に英語により授業が行われ、外国人児童生徒を対象とする教育施設であると捉えられている。」だそうです。

要するに英語で授業する外国人が行く学校、です。

文部科学省@インターナショナルスクール等の現状について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/06042105/007.htm


「インターナショナルスクール等に通っても就学義務の履行とは認められない。」と続きますが、日本の学校教育法に則って授業されていないので、義務教育として認められない、進学時に受験資格がないなどという問題があるそうです。

卒業後に日本の学校へ進学する際には、文部省の認定試験に合格するとか、大学進学適性試験に対応している大学を選ぶとか、行ける対象が狭まります。そのため日本での進学をあきらめて海外の学校へ行ってしまう人も多いよう。

さてそれでは実際は?というと、私の周りだとインターにお子さんを入れているという方は何人かいます。が。親は駐在員の外国人です。まあ外資なので。残念ながら文部省の見解に近いイメージ通りの例ばかり。「インターは外国人の子供しかいないし、親も英語が普通に話せないと入れない」なんて聞いていたので、そもそもよその世界のことだと思ってました。

ですが最近は、芸能人など日本人が日本人のお子さんを入れているというのもあるそうで、今回の例もそうみたい。親が英語ペラペラでなくても入れるところもあるとか?一般的にはそちらの方がメジャーなのかもしれません(?)

お金持ちとインターナショナルスクール
●駐在のお偉いさんのお子さんが通っている

私の知る例ではこれがまずほとんど。数年の来日で家族を連れてきた場合に、お子さんを入れているみたい。日本の公立小中学校は言葉が不自由でも外国のお子さんも受け入れているそうですが、まあいきなり海外に行って、知らない言語の学校へ入れられてもお子さんも大変です。いずれ帰るつもりなら漢字とか日本の歴史とか学んでも意味ないし?

ある程度子供さんが大きいとか、そういう環境よりは地元の学校に残った方がいいだろうと判断したとかで、単身赴任してきている方もいます。家族連れで来ているのはお子さんが小さいうちの方が多いのは、日本の普通の転勤とも似たようなものでしょう。

●幼少の頃に海外にいて、海外のインターに通っていた

本人が通っていたパターン。いわゆる「帰国子女」です。しかも私の知っている方は何気に外交官のお子さんでした。私の職場は外資といってもゆるゆるで、現地採用組は普通に日本人のサラリーマンの子供が多いのですが、エリートが混じってる!ってびっくりしました。

ちなみに「日本人学校」と「インター」は何が違うのというと、「日本人学校」は「日本の小・中学校と同じ教育を受けられる」学校で、日本人の子供を対象にしているので日本語で授業します。高校以上は現地の学校かインターへ行くことになります。

対して「インター」は上で書いた日本の場合と同じで、その国にいる外国人を対象とした学校です。

日本人が子供を連れて駐在で海外へ行く際には、日本人学校があればそちらに入る人が多いそうですが、せっかく海外にいるのに英語含む現地の言葉に触れられないのはもったいないとインターへ通わせる例もあるそうです。

●幼少の時に日本に来て、日本のインターに通っていた

これも本人が通っていたパターンですが、本人は外国人で、親が日本に連れてきたパターン。私の同僚です。今は日本語ペラペラで日本に永住して現地採用で働いてます。上のお偉いさんの例でも、お子さん側から見たらここに入るでしょうか。

●日本人で日本人の子供をインターへ入れる

この例もひとりだけいましたが、特殊なのでぼかします。この方は今の日本の現地法人から本国に転籍→行った国でキャリアアップを狙っているため、子供もいずれ海外へ連れて行くつもりということで、英語教育をしてインターへ入れていました。

まあ堂々と日本から本社へ移籍したい、そして向こうで転職してもっと偉くなりたい、と言っちゃうのはどうかと思いますが。お子さんはそんな親御さんのスケジュールで人生動いてます。。。

●番外。海外の寄宿学校へ通う

海外の王室関連とかでたまに聞く「スイスの寄宿学校へ行っていた」とかってパターンです。いわゆる全寮制ですが、寄宿学校というとなんとなく響きが貴族です。大学の友達の経歴で聞いたというのはありましたが、本人が行っていた例は残念ながらありませんでした。

なんで王族貴族や上流階級の例が多いかというと、スイスも含めて世界のいくつかの寄宿学校は集団生活でマナーや規律も教えてくれるので、躾も兼ねて入れるのがステイタスなんだそうな。

お金持ちとインターナショナルスクール
といった風に私の周りでは、特殊な環境の方しかいないので、日本人が普通に日本でインターへ入れる状況の参考になりませんが、どの例も「インターへ行く子の親はお金持ちが多い」というのは当てはまってます。

まあインターといっても学校によっても雰囲気や勉強内容も全然違うそうで、エリートのご子息ばかりのところもあればそうでないところもあるとか、通っていた当人も別の学校の話が全然当てはまらない場合もあるとかは言ってました。


そして最後に、お金持ち本人がどうかというのを見ると、まず私の職場やその周りだと、駐在の方々は大体本国で普通に生まれ育ってますし、日本のお偉いさんも中には留学してたりという例はありますが普通に日本の学校を卒業している方がほとんど。

それ以外の仕事絡みのお金持ちも、ほとんど日本人は日本の学校を出て、外国人は外国の学校を出てます。お子さんたちを「グローバル化」なんて親の希望で海外へ行かせている例もあるようですが、それも大学から海外へとか留学とか。どちらかというと小中学から受験させて私立に通わせているとかってドメスティックな話のが多いので、グローバル化はまだ一部というのが現状のようです。





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