◆ やりたいことと成功すること

今回のお金持ちは、とある分野で成功した方です。専門職というか技術職というかクリエイターというか…それらが混ざった感じ。そのためちょっと変わったところもあり、会社経営者でもある割には、いわゆる社長さんやエリート的な方とも考え方が違う感じです。話をしていても独自の理論があります。とはいってもそんなお金持ちの「お金持ちになる方法」の理論は単純明快です。

「自分がやりたいことをする」

これです。

「それ自分が専門分野で成功してるからだよねー」とすぐに突っ込みたくなりますな。世の中、やりたいことだけしてても食べていけないよとか、好きなことをしていても金にならない報われない人もたくさんいるんだぞとか、思わず反論が口から出かかります。

「無理してやりたくないことをしても続かないし、それで成功しても楽しくないでしょ」

ですがこの方は尚もこんなことを言います。

でも世のサラリーマンは、嫌な仕事でもたくさんお金もらえたら楽しくなったりするもんです。少なくとも私はそうです。――なんて更に突っ込みたくなる。平行線な感じ。けど意地悪したいわけではないので、聞きたいところに絞って聞いてみます。

「やりたいことがお金にならなかったらどうするんですか?」

例えば虫の生態を観察したくて研究者になって、観察に没頭しても億を稼げるかどうかは分かりません。たまたまそこから未知の虫や細菌なんかが見つかったとかで、偉大な研究につながってノーベル賞を取れたとか、その結果、賞金が出たなんてのはあるでしょうが、壮大な棚ボタみたいです。そもそも研究者の人は、お金持ちになるぞと思って研究してるわけでもないでしょうが。

一般的には、お金持ちになろうと思ったら、いい大学へ行っていい会社に入ってたくさん給料を稼ぐとか、独立するとかのルートを選ぶでしょう。そっちの方が現実的です。

実際、コンサル系の人なんかはそういうことをよく言います。彼らは効率化とコスパで生きてるので、「成功する最短ルートを目指せ」って言うし、自分たちも実践してます。すごい人だと最初から好きな仕事なんかで選んでなくて、一番儲かるからって仕事を決めてる。合理的で無駄がない。


するとお金持ちはこう答えました。

「やりたいことをしつつ、どうやったらそれで食っていけるか考えるんだよ。好きなことなら努力も苦にならないだろ?」

やっぱ没頭しているだけじゃ駄目なのね…。ガックリ。

「例えば人の役に立ちたいとか人を救いたいとか正義感が強かったら、それを伸ばす仕事を見つければいい。その上で儲かる仕事なら最高だね。そういう面で見ると、医者とか弁護士になってる人は両立できてるよね」

まあその人たちが、正義感からなったのか、お給料がいいからと選んだのかはわかりませんが、一挙両得ってことみたい。

「学歴とかいい会社に入るとかってのも、ある程度誰でも安全にそこそこの成功を得られるわけで、最短ルートで最大公約数的なものではあるかな」

この言い方はちょっとコンサルの人みたいではあります。

でも言うは簡単、実践するは難関です。エリートの真似をしろと言われてもできないとか、技術が身につかないとか、元々の頭の出来も大きい。私が真似しろって言われても無理だしー。

「儲かる仕事がしたいって言うなら、みんながやってる確率の高い道を選ぶのがいいけど、ただそれって横並びってことなんだよね。人と同じことをしていたら人と同じものしか手に入らない」

簡単に言ってくれますが、みんながやってる確率の高い道ってやつだって、結構ハードルが高かったりします。そこで成功できるのも選ばれた人だけだったりします。

「みんながやらないことだと、レールがない代わりに限界もないよね」

けど未知のルートを選んだら可能性は無限大と。なんとなく分かるような分からないような。ハイリスクハイリターンってことでしょうか。

「人がやらないことでも、やっぱ自分もやりたくないことは続かない。だから自分がやりたくて、人がやってないことがいい。それでなおかつ儲かることを考える」

なるほど。総括すると、自分がやりたくて、苦労も厭わないことで、儲かるものを探せと。けどこれエリート街道よりも難しい気もしてきた…。

「だから、やりたいこと、なんだよ。嫌なことで難易度が高いものだったら、それこそエリートじゃないとやり遂げられない。けど自分のやりたいことなら、どんな人だってそこそこは頑張れるはずだよ」

同じ言葉ですが、今度は逆説になってます。こう言われて私も、この方は自分が専門分野で成功したから軽く言ってるだけじゃないと気が付きました。

好きなことなら苦労も苦労と思わずに、場合によっては楽しんで続けられる。だからこそ、それを選べば挫折しない。

やりたいことと成功すること
「俺も頭が固いから上手い例が思いつかないけど、やりたいことで儲かることって別に会社でする作業に限らない。例えば絵とか音楽なんかは分かりやすい。他にもプログラムで何か作るとか、占いだとか便利なものを発明するだとか、いろんなことがあると思うんだよね。なんでもいいんだ。自分がやりたくて、その中で儲かりそうなもの。誰でも何かしらはあると思う」

そう言われると、本当に何かありそうな気がしてきます。

「いろいろ言うけどさ、そもそも向き不向きもあるけどね。俺なんかは好きなことしかできないし、結局この道しかなかった気もするんだよね」

私には何があるかと考え始めたところで、このお金持ちは付け足しました。

変わった・枠にはまらない人が多いのがクリエイティブ系ですが、そういう人たちは性格的に「普通」が目指せないという面もあるらしい。結果的に人のいない、道なき道を選んでしまうと。

「勉強していい大学行っていい会社に入るってのが一番確実かもしれないけど、そういう道に興味持てない人もいるんだよね。でもそんな人にも進む道があるってこと」と最後に言ってました。謙遜してるようで、独自の道を選んで上手く行った己に酔ってます。。。

これ成功したからカッコよく聞こえるのかもなーと思いつつ、まあ世の中、道はひとつじゃないんだよなと思ったりもしました。

日本は一度足を踏み外すと軌道修正できないなんて言いますが、王道のお金持ち、エリートを目指すだけが成功じゃないと。私も自分がやりたくて儲かるものはないかと考えて実行してみよう。。。投資かなあ?





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