◆ 理論のプロになってはいけない!…自戒を込めて

明けましておめでとうから、早くも十日ほど経過です。楽しかったクリスマスも冬休みも三連休も終わってしまいました。日本から出てないのに時差ぼけ(単に昼夜逆転)がまだ抜け切ってないような私です。。さて写真のお菓子は、イギリスに帰っていた人からのお土産です。TUNNOCK'SのTEA CAKESです――って書いてあるまんま。

理論のプロになってはいけない!…自戒を込めて
「日本の輸入食品屋さんに行くと大体のお菓子が置いてあるから、ないものを探すのが大変」なんて言って、わざわざ日本で見かけないものを買ってきてくれました。高いものではないそうですが、確かに日本では見たことない。ティーケーキ=お茶の時に食べるケーキ、ということで、和風に言うとお茶請け、みたいな。底がビスケット生地で、その上にクリームというかマシュマロが乗ってて、チョコでそれをコーティングしたお菓子でした。甘くて美味しいけど、これだけで食べると甘すぎるからやっぱ渋いお茶と一緒がいいねえ。

と、いきなり食レポブログになってますが軌道修正。

さて、年明けには新年の挨拶をしたりとお金持ちな方々とも話す機会も多いです。そんな中の一人から毎年のように聞かれる質問がこれ。

「今年の目標は?」

そして私の答えは――

「今年英会話が上達するようにっていうのが目標です」

毎年言ってるじゃん!ていうのが笑いのポイントでもあり、そろそろ笑えなくなるポイントでもあります…。私が毎年のように同じ目標を口にしてる間にも、日本語を一切知らずに赴任してきたお偉いさんが日本語ペラペラになっちゃったりしていますから…。

こ、今年こそは!←去年も言ってた。

さて、このお金持ちも去年のやり取りも覚えていたようで「今年もそれか」と苦笑してくれました。この方は私より一回り以上も上のお金持ちの方ですが、とある士業の方で、若い頃に難関資格に合格している方です。そういう方なので聞いてくるのもあるんでしょうが、そもそも頭の作りからして私と違う気がする、と逃げ腰。

そんな微妙な空気を察したのか、このお金持ちは更に聞いてきます。

「どんな方法で勉強してるの?」

「今は、基本の英文を毎日通勤時に聴いて、これをとりあえず暗記しようと思ってます。ですが発音を習った方が聞き取りがよくできるなんて話もこの間、○○さんに聞いてちょっと揺れてます。でもうちにはもう英語の本が山ほどあるので、まずはそれを覚えて行って、クリアしてから新しいのに手を出そうと思ってて……」

なんてのをつらつらと答えます。うちには途中で飽きたのとかレベルにあってないって放置している本がたくさんあります…。最近はその本の山を見て、まずはこれを暗記してから!と自制してます。次々新しい本が出てくるから、つい欲しくなっちゃうんだけどね~。

するとお金持ちは「そうだね、それが正しいな」と言いました。

「僕の見てきた中でも、長く勉強していると、どんどん理論ばかり詳しくなって、勉強法のプロになっちゃう人がいる。そういう人ほど合格から遠ざかって行くんだ」

ちょっと耳が痛いですが、この方が過去に勉強してきた中や、部下を見ていての感想のようです。

「ここがよく出るポイントとか、こうやって覚えるなんて話から、寝起きに真っ先に本を読んで記憶を定着させるとか、歩きながら風景と共に暗記してくとか、勉強法にはいろんな話がある。そういうのばかり詳しくなって、肝心の試験に受からずに消えていく人もたくさんいたよ」

なんとも、ますます耳が痛い話です。

「まあ予備校講師なんかになるんならそういう手段に詳しくなるのもいいけど、受からないと先生にもなれないからなあ」なんて、さらっときついことも。

それこそ、英語の上達法で言ったら

中学校の教科書を暗記派:英会話の基礎は中学生の英語で充分だから、まず中学校の英語の本を暗記しよう

単語・熟語派:単語が分からなかったらいくら聞き取れても一生意味など分からない。まず単語・熟語を覚えよう

とにかく音読派:くり返し音読することでスピーキングが上達し、リスニング力も付く

発音から派:発音できない言葉は聞き取れないからまず発音をしっかりと

映画やドラマで覚えろ派:好きなものではないと覚えられないから

……などなど、入り口からたくさんの派閥があります。そしてそれらの本をことごとく持っている私。。。

どの勉強法も、理屈を聞くとなるほど~と思います。そして目移りしてしまう。けど、いくら日本語で勉強法を学んでも英語は話せるようになりません。英会話の上達法にやたらと詳しくなるよりも、英単語ひとつ、文の一文も覚えた方がいいわけです。

TUNNOCK'S TEA CAKE
これスポーツでもあるそうな。今回のお金持ちは、お金持ちらしくゴルフもたまにやっているそうですが、そちらの世界は教えたがりが多いそう。この方と組むのはインテリの男の人たちばかりなので、理屈っぽいのも多いんだと。プロの理論本なんかもあるそうで、「この角度がー」とか「力の入れ方はこうやった方がいい」とか技術を文字で勉強して、他人にもあれこれ言ってくるそう。

でも。基本のフォームとかは重要ですが、本だけ読んでプロにはなれません。結局は自分自身が実際に動くのが一番の上達法だよねと、このお金持ち。まあ正論です。

言われてみたら他にもある。ダイエットもそうです。食事を減らして運動なんて王道から、りんごだけとかこんにゃくだけとかの単品ダイエット、ひたすら運動ダイエットとか世の中には山ほどあります。どれでも続ければ効果が出るはずなのに、途中で挫折して、他の方法に目移りして。そうやって失敗をくり返しては、次の方法に手を出す。そして「○○ダイエット」の種類にばかり詳しくなるけど、でぶのまま…。ええ、これも例のごとく私のことです…。


そしてお金持ちの話に戻ると、まあ趣味とかの範囲ならいいけど、講師になりたいわけじゃないなら、理論だけ知ってても意味ないよねと。理屈はどうでもいいから達成することの方が大事だよと。新年早々、ほんとに耳の痛い話でした。

こ、今年こそは!←まだ言う。





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