◆ チャンスを掴む覚悟

先日、自分の代で起業して成功した社長さんのお金持ちがこんなことを言いました。

この間、会社のやつらと暑気払いの飲み会に行ったら仕事の目標ややりがいの話になってさ、若いやつらに「お前らは何かあるか?」って聞いたんだ。そしたら部下の一人が「成功したい」「今よりもっと大きな仕事がしたい」って。

まあ社長の前でサボリたいとは言えないと思うけどそんな前向きな発言されたらこっちも嬉しくなるからさ、それならと思って、「じゃあ次の○○はお前に担当を任せる」って言ったんだ。そしたら今度は急に酔いが醒めたみたいな顔になって、「いやそれは困ります」って言い出すの。

「なに遠慮してんだ?希望通りの大きな仕事だし、成功したら特別ボーナスも出してやるし、昇進にもつながるぞ」って言ったら、「ええまあ」とかオドオドしだしてさ、「まだそこまでは」なんて辞退してきたわけ。「自信がないから」って言うんだよ。

――お金持ちはそこで言葉を区切ると、はーっと大きな溜息を吐きました。

「チャンスが欲しいとか言うくせに、いざそのチャンスをやると、ぴびって逃げ出すんだ。結局口では成功したいとかいろいろ言っても、本当に心からそうしたいわけじゃないの。叶わない夢物語として言ってるだけなんだ」

ちょっと毒舌ですが、それも断られてしまったことがショックだった故のリアクションのようです。

「お酒飲んで気が大きくなってたとか、周りの目とかもあったんじゃないですか?先輩を差し置いて大きな仕事の担当になるとかまずいって我に返ったとか」と、私がフォローすると、「でもさあ」と不満げなお金持ち。

「そんなん気にしてたら人より前に出れないぞ。せっかくのチャンスなんだからさ、覚悟を決めないと

そして先ほどと同じく「本心で成功したいって思ってたわけじゃないんだよな」とぼやき混じりの台詞に戻りました。

「昔、俺が独立する前の先輩でもさ、いずれ独立したいって口癖みたいに言ってたのに今もその職場で働いてる人もいるし」と、お金持ちは昔を思い出しながら言いました。今回の部下の件だけでなくて似たようなことはもう何度も見てきたようです。

「安定が一番リスクはないし楽なのは分かるのよ。けど、本気で変わりたいと思ったらチャンスの時にはそこから飛び出さないと」

……と、ここからお金持ち自身の独立するまでの話が延々と続きました(がそこは省略)。そしてこのお金持ちに、成功するための心がけを聞きました。

「覚悟を決めたら、いざその時が来た時にビビって逃げ出さない」

そんなの当たり前な気がしますが、お金持ちがぼやいていた部下の人のようにいざそのチャンスが来ると「いや、無理です」と弱気になってしまう人が多い。仕事の成功に限らず、何かに抜擢された時、幸運に恵まれた時も、素直に受け取れず「できません」と逃げてしまうこともある。

投資なんかでも「安い時に買って高い時に売る」と当たり前のように言われているのに、いざ暴落が来て安くなると、もっと下げるんじゃないかってびびってなかなか買えなかったりします。(まあリーマンショックの時みたいに安いと思ったら次の日はもっと安くなって…と底なし沼にはまってしまうこともありますが)

ある意味、いざとなった時に楽な方・現状維持を選ぶ、逃げてしまうのは「普通の人間心理」です。だからこそ覚悟を決めて人と違うことをすると、そこから頭ひとつ抜け出すことができる。

仕事に限らず何かのチャンスの時でもこれは同じ。そして、それがひいてはお金持ちになるための道にもつながります。と、これはお金持ちの受け売りでした。

とりあえず私は投資!暴落を待ってその時には安く拾うぞー!って、実はこの間来てたのにチャンスを活かせてなかった。。。私も「普通の人間」なのでした。。。






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