◆ お金持ちの通勤事情

前回移動時間に読書という話が出た中で、移動時間は通勤時間のことではないと言う話をしました。働いているお金持ちは出張とかセミナーとかで長距離の移動がある機会が多いせいか、その時間で本を読んでいると答える方が多い。

一方で通勤手段や時間は庶民と違うとも書きました。違うって、じゃあお金持ちの通勤事情ってどんなの?――通勤ということなので当然、働いているお金持ちに限りますが、今回はお金持ちの通勤手段と時間について調べてみましたよ。


まず庶民には当たり前の満員電車。それに関しては前回も「満員電車で通勤しているのは大手のサラリーマン社長ではいますが~」と書きました。

サラリーマンは入社に事前に会社へ通勤経路を申請すると思いますが、使う経路・交通費も決まって来ます。組織の一員としてのサラリーマン社長さんだとそれを当たり前のように受け止めている人も多かったりして。昔から同じ路線で通勤しているからと、偉くなっても結構フツーに満員電車に乗っているなんて方もいます。

実際、とある業界のお偉いさんとは何度か朝の通勤電車でご一緒したこともあります。私が立ったまま爆睡しているのも見られていました。後日、指摘されてびっくりです。どこで誰が見ているか分からないから気を付けよー!

一方で、偉くなったからにはとお偉いさんの特権を生かし「重役出勤」を試みている方もいます。取締役になると労働者と違うからタイムカードには縛られないと、ラッシュを避けて遅い時間に来る方、毎日通勤しなくていいと会議や用のある時しか会社に来ないなんて方もいます。業界によっては偉くなくてもフレックスが使えるとこもありますが、偉い人は自分が規則!と言えるのね。

反対に偉くなるごとに仕事が増えるとか、真面目な性格ゆえとかの事情から、部下より先に来て仕事をしているなんて方もいるようです。

お金持ちの通勤事情
外資系のお偉いさんでも交通費は会社負担だったりしますが、スケールが日本と違ってきたりもします。一応、席は日本にあるけどいつも本国にいて、重要な会議のたびにニューヨークから飛行機で来るという方、毎週海外から通勤している方も知っています。

後者の方は自宅がハワイにあって、平日は日本の借上げ高級マンション(家賃は私の月給の何倍!)にいますが、残りは自宅に帰ります。しかも平日みっちり日本にいるわけでもない。確か月曜の夜~火曜の朝に日本に来て、木曜の夜~金曜に本国へ帰ってたような。

それって交通費の無駄じゃないのーと言いたくなりますが、本人は家族が大事だから自宅に帰りたいし、会社側はコストをかけても来てほしいと思って、妥協案としてそうなっている。外資的には「そこまでしても必要な人材」なわけで、そういうコストはマイナスだと思わない部分もあるわけです。

まあ、リーマンショック以降は交通費も無尽蔵に出すってわけでもなくなって、シビアになりつつあるようで減っている例ではありますが。またITの普及もあって、会議もテレビ電話や電話会議でいいじゃんてなったりする傾向はあります。

日系企業でも遠距離通勤、新幹線通勤してる人はいるでしょうが、それが許されているのは、お偉いさんとか会社にとって重要な人材であることがほとんどでしょう。本人も遠すぎると辞めちゃうし、会社もそこまで出せないっていうし、平だとなかなか遠距離通勤は続かないもの。その辺の事情は外資も日系も変わらないと思います。


それ以外の一般的な外資の駐在員だと、会社から徒歩圏内の外国人向け高級マンションなんかが多いので、電車に乗るのもせいぜい数駅。なのに彼らはタクシー大好きだったりして贅沢です。マラソン通勤してますってジョギングシューズにカラフルなウェアで通勤している変わった人もまれにいます。。。

家族で来日していてお子さんがインターに通ってますって方だと、それに合わせて住んでいるところは少し郊外だったりするけど、こちらは通勤は車派が多い傾向が。距離がある分、やっぱり日本の満員電車はストレスみたいです。


日本の自営、創業社長のお金持ちも車派が多くて、更には運転手つきの車で送迎だったりもします。そして通勤時間は、朝は仕事の資料の確認、帰りはお付き合いが多いから酔っ払ってマス、なんて仕事モードの人が多い。

ここでも週に2回しか会社に出ないから電車通勤してるよ、なんて方もいました。本当は週2回も会社に行きたくないけど、経理のお姉さんが伝票チェックしろってうるさいから仕方なく、なんてお金持ちの社長さんでした。


例外としては、自宅を仕事場にできる職種の人は通勤時間がゼロです。羨ましー。その代わり仕事熱心すぎると、いつでも仕事モードになってしまうという欠点もあります。まあそれが幸せって人も多いので、いいっていえばいいのでしょう。「仕事場が家になったから、通勤時間に費やす分まで働ける!」という仕事依存な意見には、あっぱれとしか言えませんでした。






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