◆ お金持ちとテレビ

ワールドカップサッカーが開催中なためか、「テレビ見た?」という会話を先週くらいからよく聞きます。ですが近年はインターネットの普及のせいかテレビを見ない人も増えているそうです。若者のテレビ離れなんてニュースもありました。

実際なければないで何とかなるんだよねーと思う私の家にもテレビはありません。もう数年は経ってるかな。F1を地上波で見なくなってそのまま見るものもなくなり…。まあスマホにチューナーが付いているので全くないわけではないですが、画面小さすぎて実用的じゃないし、買った当初に試したくらいで見てないし。

サッカーも含めたメジャースポーツやニュースは、ネットで情報が入って来るのでそれほど困りはしませんが、テレビがなくて困るのはドラマやお笑いや芸能人の話をされても付いて行けないことです。ネットニュースで概要は見ていても、文字で見ている情報と映像の情報は全然違うからね。

たとえば私、「AKB48」の読み方を知ったのは外出先のテレビでたまたま見かけたからでしたが、初めて音で聞いた時は衝撃的でした。というのも流行ってるのは知ってたけど文字ニュースで見てたから、フツーに頭の中で「ヨンジュウハチ」って読んでたしー。お笑いとかのネタも、文字で読んで知っていても実際の動きは見てないので、想像と現実は多分全然違うんでしょう。

なんでそんな浦島太郎になってまでテレビなし生活をしているかと言ったら、私の場合はテレビを買おうと思いつつ、選ぶのが面倒で後回しになったままなだけですが、多分テレビ離れになっている他の人たちも、地デジ移行化の時とかで買い替えに迷ってずるずる来ている人が多いんではないかと。

一方で、テレビに特別な意義を持たせて、あえてテレビを見ない人もいるようです。「テレビを見ない生活をすると人生がよくなる」とか果ては「テレビを断つとお金持ちになれる」みたいな話。

前に読んだ「お金持ちと結婚する方法」でも、「テレビを見ない生活をすると、自分と向き合う時間が増えて自分の心の声が聞こえるようになる。気が滅入る暗いニュースは恐怖を煽るけれど、テレビを断てばそこから解放される」――みたいなことが書かれていましたよ。

テレビを見ない理由が違うので私にはしっくりこなかったりしますが、まあ放送時間に縛られない自由ってのはあるね。一方で特定の時間にテレビを見る習慣がないってことは、「よしテレビ見よう」って切り替えのタイミングがないわけで、時間の区切りの付け方が下手だとネットやら他のことをだらだらしちゃうデメリットもある気はするけど。

それから、上の「気が滅入る」の話と同じですが、スピリチュアル系な人たちも「テレビを見ないことで憂鬱なニュースを見なくなるから、ネガティブな話題に触れずに済む」なんて言っていたりします。前向きでいいことだけをイメージングするのに、暗い事件や事故のニュースは邪魔と。

また、「テレビの作り物の世界、人工的な番組から解放されて自然な事象に目を向けるようにすると、勘やら潜在意識やらが発達する」なんて話も聞きました?!ほんとかよー。

まあ現代だとネガティブな情報は、テレビよりもインターネットの世界の方が多い気もするので、テレビだけ断ってもネットを見てたら意味がない気もしたり。結局はテレビを見る見ないより、情報の取捨選択の方が大切なんでしょう。
「お金持ちと結婚する方法」でも、テレビを見るなら楽しい話にしとけって書いてあるのもその辺でしょうか。

お金持ちとテレビ
じゃあ、実際のお金持ちはどうなのか。いよいよ核心に迫ります。

テレビを見ないとお金持ちに近づけるのか?――まあ私の例を最初に出した時点で、そりゃないだろと結論は出てしまっていますが、お金持ちにテレビについて聞いてみましたよ。例のごとく自分の知り合いですが。

私のうちにはテレビがないという話をしたら、まず最初のお金持ちは「なんで?買う金ないの?貸してあげようか?」とありがたいことを言ってくれました。買ってじゃなくて貸してなのかい。まあこのお金持ちからしたら、テレビがない=買えない=貧乏、らしい。「テレビを断ってお金持ちになろう!」って決意と正反対じゃん!

実際に聞いてみると、今回のアンケートの範囲では家にテレビがないというお金持ちはいませんでした。つまりお金持ちの家にはテレビがある!という結論に。

では聞き方を変えましょう。テレビは見ますか?
見るけど、何時間もしがみ付いてたりはしないという意見が圧倒的。

世代が上の男性が多いせいもあってか、テレビっ子でずーっと見てるという人、毎週欠かさずドラマとか見るものがあるという人は少数派でした。朝のNHKのドラマは見てるという方はいましたが。

ジャンルもやはり男性が多かったせいか、ニュースや野球サッカーなどのスポーツに偏りました。子供と一緒に教育テレビやアニメ歌番組も見ます、なんて人もいました。

変わったところとしては、外資系の駐在員の方で、日本語を覚えるためにアニメはよく見てるという方もいました。この方は日本語ペラペラなんですが、日本語はアニメ(といってもサザエさんとかドラえもんとかファミリー向けの方)とテレビドラマで覚えたそうな!やっぱり語学の習得には映像は欠かせないのかも。


それでは次。テレビは必要だと思いますか?
ネットや別のものにシェアは奪われていっても、なくなりはしないだろうし、メディアとして必要ではあるとの真面目な意見は多かったです。

個別には、「テレビがあると子供が大人しくしてくれるから、なくなったら困る!」なんて切実な(?)子育て中のお金持ちもいました。お子さんがいると、その子が学校で会話についていけないと困るとか、やっぱりテレビ必要なのかな。家族の団らんの話題になるから必要なんて意見もありました。

テレビは家で見ることが圧倒的なためか、テレビと家族、団らんが繋がっている回答が多かった。

裏を返して一人暮らしの私の家にテレビが必要ないのも、家族と団らんがないからなんだろうな!若者のテレビ離れも、未婚率の上昇と関係あったりして!?なんてことに気づいてしまって切ないぞ…。

また流しておくだけでも、今の流行りや一般大衆の考え方が分かるから、そういう意味ではビジネスにも役立つという意見もありました。ネットだと、情報を自分から選ぶわけで興味ないものは切り捨ててしまっていますが、テレビは与えられるメディアなので、予想外のものも見つかるという意見。

与えられるままにぼーっと見てしまって時間を潰してしまうというデメリットも、考え方を変えればメリットになるわけですな。

そんなわけで、お金持ちはテレビに依存するほどはまっている人はいませんでしたが、見ているし必要という声は大きかった。まあ今回のお金持ちはみんなテレビを持っていたので、テレビのある環境が当たり前になっていたのはあるのかもしれません。

そのうち世代が変わって、テレビを買うか買わないかをまず選ぶくらいになれば、お金持ちでテレビがない人も出てくるだろうし、テレビが必要かどうかの答えも変わってくることでしょう。





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