◆ お金はお足で仲間思い

昔、亡くなった祖母がよく言っていたことがあります。それがお金はお足という言葉。実際はもう少し長くて、

「お金はお足っていって足が生えている。だからじっとしていられない。閉じ込めると逃げ出して仲間のところへ行ってしまう」

なんてのでした。出典は定かではないですが、ネットで検索すると似たような話がヒットするようです。

さて勿論、お金には本当には足なんて生えてません。じっとしていられずに閉じ込めても逃げ出すっていうのも、貯めようとしてもつい使ってしまったりと貯金は難しいって意味なんでしょうが、実は貯金全否定だったりして?貯め込まずにうまく運用せよってことだったら、意外と奥が深いかも。

お金は寂しがり屋だから群れたがる、なんて話も聞いたことがあります。

お金は仲間を呼んで増えたり、仲間と連れ立って去ってしまったり気まぐれだとか…。これも仲間がいる辺り私の祖母の話と似てますが、どちらもお金を擬人化した喩えです。お金は何かを手に入れる「ツール」であったり、通貨という「物」でありますが、うまく操縦できない、まるで人格があるようだってことが言いたいんでしょう。


まあでもこのお金の「仲間たち」は、投資なんかをやっていると、実感できることもあります。10万円を稼ぐため100万でトレードすると10%の利益を出す必要がありますが、1000万あれば1%の利益で済む。種銭があればあるほど無茶をしなくても増やせるようになります。(実際は多くをかけるには銘柄が限られるとかそれなりのデメリットもありますが。)貯金でも預けた額が多いほど利子も多い。

一方ではマイナスに動いた時も、多くを賭けているほどマイナス額も増える。ローンも同様です。多く借りているほど、返済利子も増えてしまいます。

当たり前ではありますが、だからこそ意識しないと忘れていることでもあります。そして投資(投機)で失敗する人が多いのも、このデメリットの部分を疎かにしているからだそうです。


たくさん仲間を連れてきて欲しかったら、まずは種銭になるべきものを作り、呼び込む。その逆には気をつけてできるだけ去っていかないように心がける。難しい運用までしなくても、一般的なお金の扱い方の基本はこれに尽きます。

貯金が趣味の人の話を聞くと、「残高が増えるのが嬉しい」そうで。10万しかなかったら、たいした額じゃないとつい使ってしまう。それが100万、1000万と貯まっていくと、「もったいなくて使えない」とブレーキがかかる。額が増えると残高を見るのが楽しくなり、もったいないから使わなくなる。そしてますます貯まるようになる。

この心理的な作用も、お金の側から見ると、仲間たちの結束が固くなっている、と言えなくもない?トコトコ自分のところへ歩いて来てくれてると思うとますますお金が愛しくなりそうです。


そろそろ冬のボーナスの使い道は…なんて話題も出てくる季節になりました。そこで今一度、昔ながらのお金の価値について再確認して、お金の仲間を増やせるようにしたいなというのが今回の話でした。





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