◆ お金持ちと朝寝坊

私も含めて庶民がお金持ちになりたい、働きたくないと思う理由のひとつには「朝はのんびり寝ていたい」「時間に追われず生活したい」なんてのがあるかと思います。

「まだ眠い。起きたくない」「満員電車に乗りたくない」「会社に行きたくない」なんてささやかな願いから、
「お金さえあれば好きなだけダラダラゴロゴロしていられるのに…」
という結論に辿り着く。特に冬などは寒くて布団から出たくないばかりに、そんな思いも強くなります。

そんな話を先日、お金持ちとしました。お金持ちになって、一生だらだらごろごろしていても生活できるくらいの資産を築いた人も、「たまには朝からのんびりしたいよなー」としみじみ言っていました!え?

というのも成功してお金持ちになると今度は地位やら責任やらが大きくなります。与えられた仕事だけをしていればよかった頃と違って、裁量権を発揮する場も増える。欠かせない会合やら約束ごとも多くなり、偉くなるほど忙しくなって、昼間は会議、夜は接待、空いた時間は朝だけになり、仕方なく雑事は朝にこなすとか、寝坊している間もなくなった!なんてことになるようです。

外資系にお勤めの方などは特に、始業前にジムで運動したとか、英語(外国の方は日本語)のレッスンをしたとか、朝ご飯を食べながらのモーニングミーティングをしたとか、そんな話も珍しくないと思います。偉い人ほど朝から一仕事こなしているというのを目の当たりにします。

忙しい人ほど、朝の時間を有効活用している・せざるを得なくなる。

また、思い起こせば学生時代「朝早く起きて勉強したほうが頭に入る」なんて聞いたことがあります。ただ私は朝にやろうと早めに寝ても、一度寝たら睡魔には勝てずに目覚ましを止めてしまい、ギリギリまで起きられないダメ人間でしたので、早起きはできませんでしたが。。。

時間の余裕も限られ、脳の働きからも早起きがいいとなる。責任からの重圧で時間厳守の心理的なプレッシャーもかかります。朝から大事なクライアントと会うなんて場合は遅刻厳禁です。寝坊どころじゃありません。

というわけで、成功したら朝もゆっくりして重役出社、のはずが、実際は今まで以上に朝の時間が慌ただしく貴重になって、だらだらできるのは週末くらい。それも「いつまで寝てんの!」と家族に叩き起こされてままならない…なんて現実が待っている。それが最初に書いたように「たまには朝はのんびりしたい」と思うお金持ちに繋がるわけです。

これでは「朝が苦手な人は、お金持ちを目指すのは避けた方がいい?!」なんて結論になってしまいそうですが、まあ会社やトレーダーなどきっかり朝から始まるものは避けて、成功報酬型のフリーの技術者になるとか、ネットを使うなど時間に縛られない形のビジネスを探すとか、玉の輿に乗るとか(?)、別の抜け道はあるでしょうか。

満員電車が嫌で作家になった、なんて方の話も聞いたことがありますし、不定期・午後から開くお店もあります。会社の社長さんでもうまいこと部下に権限を渡せば自分は楽になります。肝心な時には出て行かないと駄目ですが、毎日は出社しない社長さんも世にはたくさんいますからね。

またひとやま当てた後はすっぱりリタイヤすれば、終わりのないだらだらごろごろ生活も思うままです。ちょうど宝くじも発売になったことだし、億が当たれば。…なんて夢は広がりますな。

漠然とお金持ちになりたいといって突っ走る以外にも、「だらごろ生活がしたい!」とそれを目指してがんばる方法もあるかもしれません。むしろ楽をしたくてお金持ちになりたい人には、そんな目標の方がやる気になるかも。





Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...