◆ 話題の流行りすたり

「お金持ちになるには、何を大切にすればいい?」

お金持ちにこの問いをぶつけると、付き合い・人脈と答える人は多いです。このブログでもお金持ちが語った人脈の大切さについて何度か書いています。庶民の人脈じゃお金持ちには遠いよなあ…、なんて悩みについても、お金持ちはちゃんと答えてくれています。→付き合いが増えるとチャンスも増える

利害に結びつけようとギラギラガツガツしてはだめ、なんて意見もありました。

さて、それでは今回はもっと突っ込んで、付き合いの仕方や会話の内容について聞いてみました。
「お金持ちはビジネスパートナーや、そういう相手になりそうな人と、どんな付き合いをして、どんな話をしているの?」

その答えを聞いてみると、時代によって(というか世代によって)変わっているというのが分かりました。

ズバリ結論から言うと、関心が仕事よりも家庭、外より内にシフトしている。お金持ちに限らず、サラリーマンや自営業者でも、二十四時間働くぞ派からマイホームパパ(ママ)派が優勢になっている世の中です。

高度経済成長期からバブル期のビジネス上の付き合いといえば、時間を共有すること、腹を割って遊ぶことが主流だったみたい。「飲む打つ買う」なんて言葉がありますが、家庭は疎かにしても仕事の付き合いに夢中になっていたのがこの世代。一緒に悪いことをする(?)連帯感が信頼に繋がっていた時代です。

一方で、そんな親を見て育って来た人が多いのか、生活環境の変化のせいか、その子供の世代では、プライベート・家庭重視の人が増えてます。

家庭重視と言ったら、日本でも近年は、職場のデスクに家族の写真を飾る人も出てきています。人目が気になる人は、携帯の待ち受けや定期入れ、財布に家族の写真を入れている、なんて場合も多いようです。

こういう世代の話を聞くと、「うちの子供が」とか、「子供の学校行事が」とか、家族、特にお子さんがいればお子さんの話が飛び出して来たりすることも多い。若い子向けのアイドルの話にも意外と詳しかったりね。
よく子供を持つ母親は子供と狭い世界の話ばかりなんて言いますが、傍から見ていると主婦に限らない気がするぞ、と。

加えてお金持ちだと教育にも熱心な方が多かったりするようで、同世代の子供がいる同士だと、塾や学校の話で盛り上がってたり。男同士でそんな話題?と、驚く私の方が頭が古いのかな。。。

挙句、夕飯は家族で食べることにしているからと、そそくさと帰って行く…。付き合い相手も同世代なので、価値観が似ていて失礼にならないってこともあるみたい。ワークライフバランスなんて言いますが、仕事と家庭の区別がきっちりという面では、欧米化しているのでしょうか。

人脈が大切というけど、それよりももっと大事なのは家族なんじゃないの?」
「そりゃあ当たり前だよ。当たり前すぎてわざわざ言わないレベル」
などという会話をしてしまうくらいの状態です。


勿論、お金持ちにも未婚の方もいれば、離婚してしまった方もいますし、家庭より仕事優先という古きよき世代も大勢います。また逆に(既婚者の)家庭重視の流れはお金持ちに限ったことではなく、同世代の庶民も同様でしょう。

ですが、個々ではなく大きな価値観の流れによって、お金持ち同士の付き合い内容も変わってきている。今の世代は、ゴルフだ麻雀だ、煙草モクモクで朝まで飲み明かして仕事を取るぞ、なんて付き合いはもうしなくなっているわけです。

今の若いお金持ちの心を動かすのは、子供の進路のこととか有名塾の話とか、前世代にはなかった話題です。お金の使い方も、外より内向きになっていたりします。


まあ、お金持ちと会話する時にわざわざそれを意識して相手に合わせるのは不自然ではありますが、もしお金持ち向けの商品やサービスを開発するとしたら、そういう流行りすたりは、ヒットのヒントになるかもしれない。……なんて、お金持ちのお子さんの空手大会の話を聞きながら、頭の隅でぼんやり考えてみたり。そんな出来事が今回の話に繋がったわけでした。





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