◆ お金持ちはマメ?

今回の話はお金持ちの中でも個人差が大きかったり、職種によっても差がありますが、複数のお金持ちを見た傾向として、「マメな人が多いな」と思うことが多いです。特に自分の代で成功した方に多いかな。

ある程度の規模の会社経営者や役職を持った方ですと秘書や部下がついていたりするので、お祝い事などでの花や電報なんかの手配から、お中元やお歳暮や年賀状、日頃の手土産や礼状まで、要所要所のポイントをしっかり押さえているのは理解できます。自分でやらなくても有能な秘書がいれば代わりにやってくれる、なんてことも多いでしょう。

ですが、ご本人にしかできない部分――例えば忙しいはずなのに、一行でもメールの連絡をしっかりくれる、返事が素早いとか、前に話した小さなことを覚えていてくれるとか、用があって近くに来た時は必ず声をかけてくれるとか、そんな日頃の付き合いの中の気遣い部分でも「おおっ」と思わせる人も多い。

お金持ちはマメ?
勿論、営業さんなんかでもこの手の「マメ」な人はいますが、仕事ですので無節操には動けないせいか、利害が分かりやすかったりします。お得意さんにはマメだけど、脈がなければ冷たいとかね。。。

一方のお金持ちだと、利害にガツガツしすぎてないというか、「マメさ」の方向がストレートすぎない感じ。まあこの辺も個人差はあるでしょうが、スマートな印象を受けます。

またちょっとした手土産をくれるにしても、メインの相手だけでなく女子社員にも忘れないとか、直接の利害から遠い相手、下っ端にまでマメだからこそ、「(偉い人が・お金持ちが)わざわざ私にまで!」的な意外性を振りまく効果もあったりします。

中身も、美味しいもの・流行りを押さえていたり、庶民とはランクが違う高級品だったりして、印象に残りやすいということもあるかもしれません。(思いっきりモノに釣られてますな…)

ただしお金持ちのマメさも、外部の人間に対して(だけ)向けられる場合が多いみたいで、内部では「いつも忙しいって言ってメールも無視する」とか、「話したことすぐ忘れちゃう」とか正反対の評価だったりすることもある…。悪い言葉では外面がいいってやつでしょうか。

なのでその点では営業さんと同じ仕事の一環と言えなくもない。つまり、外では意図してマメにしているんでしょう。

でも上で書いたようなスマートさを感じさせるのは、営業さんとは違って売上に直結した結果を求めているわけじゃないせい。

お金持ちのマメさは利益に結びつくことを期待しているものの、人脈を広げてその結果、棚ボタでもあれば…、みたいな控えめな感じ。無理に結果を回収しようと焦らない、ワンクッション置いた感が余裕を感じさせます。

もしかしたら、既に成功しているから達観している部分があるのか。日頃から自分自身がガツガツした人に囲まれてうんざりしてるせいか。もしくは単純に相手を喜ばせるのが楽しいとか?

意識してマメにしていると書きましたが、成功したからマメになったというより、元々マメで気が利く性格だから成功して今の地位にいるのかなと思う人が多い印象も受けました。

少し前に付き合いが増えるとチャンスも増えるで、お金持ちになるために大切なのは人付き合いという話を書きましたが、そういう意味ではこのマメさ、人付き合いの実践編、という見方もできるでしょうか。

人脈は大切ということが前提にあるがゆえに、人との付き合いにかかるお金や脳味噌のキャパは必要経費としてケチらない。そういう意識が頭の隅にでもあるのかもしれません。


とは言っても最初に書いたように個人差・職種差も大きく、士業・先生業の方は本業には細かいですが、人脈を意識した交友関係にはそんな重点を置かない(ようにみえる)とか、そういった傾向もあるようです。






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