◆ [本]デイトレード―マーケットで勝ち続けるための発想術

世の中、株高だ円安だ、日経平均2万だ4万だ、と大騒ぎしていた矢先の先週からの暴落。-1143.28円とかびっくりしました。山高ければ谷深しって言葉通りですな。今日は反転しましたが、株やってる方々は無事でしょうか?

そんなこと書いてる一方で私は今回は売りから入ってしまったので、世の皆さんが暴落で泣くより前に一人日経上昇にやられていたわけですが。。。年末から日経平均が倍になったせいで、こちらは損失-45%とかになったからね!売りは命までってマジですよ。今回ばかりは損切りの重要性を身に染みて実感しました。。。

というわけで今更ですが株式投資のおさらいです。今回は株を知らない人にはさっぱり不明な内容なので申し訳ないです…。


この本はもう7、8年前に買って一度読んだだけで実行できずに本棚に積んでいたものです。今になって書かれている内容が分かってきましたが、ある程度、失敗してからの方が理解できる本みたい。

デイトレーダーデビューした作者(の一人)が、初めてのトレードであっという間の下落に巻き込まれ、底で損切りするところからこの本は始まります。この失敗によって作者は「大金を儲けよう」的な博打トレードではなくて、プロトレーダーとしての道を踏み出すわけです。今はトレーダーの教育にも回っているそうで、色々と耳の痛いことも含めてトレードについて教えてくれます。

まず何度も書かれているのが「損切り」

過去に塩漬け日記なんて株式投資ブログも書いていたくらいの私なので全然守れないわけですが、損切りの重要性は理論では分かってます。泥沼にはまると資金は拘束されるし、損は大きくなるし、傷の浅いうちに切ってしまってやり直せばいいというのは、理屈じゃわかってます!

けど難しいよね…という私の心を読んだかのごとく、「健全な取引」「正しいことを実行する」そんな言い回しで、何度も何度も早めの損切りの重要性を語ってます。

損切りは失敗ではない。
10ドルで損切りしてその株が20ドルまで下がったなら、それは勝利。

損失からは逃れられない。
トレーダーに必要なのは、負けないことではなくて、損失をコントロールすること。負けない取引をしようとするのは間違い。

最初に決めた時間軸を変更してはいけない。
短期のつもりで買ったのに下げたから買値に戻るまで長期で保有するとか、後出しでルールを変えちゃ駄目。

塩漬けしていてたまたま買値に戻ったとか、そういう勝ち方についても、間違った勝ち方は駄目だとバッサリ。含み損を抱えていることを正当化したら、いずれ破滅につながるそうです。今回の株高で6年ぶりに塩漬け卒業しました!とか喜んでる私はダメダメだって。。。

持ち株が下がってる。ここで「なぜ?」と理由を探しても始まらない。「上がるかもしれない」と理由をつけて塩漬けを正当化しては駄目。根拠のない希望を持つのではなく、最初に決めた水準に来たら売却する。「なぜ?」でなく「何をするか」が大切。

こんな調子で言葉を変えてくり返しくり返し、8割は損切りについて語っているといっても過言ではない感じ。


他には、株式投資は機械相手にやっているわけではなく向こうに人間がいるとか、トレードへの愛を持て!とか、前向きな考え方でトレードしようとか、精神論的なことも書かれてます。

それ以外で引っかかった点をピックアップすると――

トレーダーはホームランを狙うのではなくて、ヒットを狙うべき。大きな当たりを引こうとするほど失敗する。コツコツドカンってやつ?

失敗日誌をつける。トレードの失敗箇所を書くことで自分の弱点が見えてくる。くり返す失敗を排除することを心がけていればおのずと成功につながる。

分散投資はするな。たいがいの本にはリスクヘッジをしなさいと書かれていると思いますが、この本はそれを否定しています。どうしてかというと、リスクをヘッジするということは、利益もヘッジされてしまうから。その代わり早めの損切り、なんでしょう。

底で待つより買い上がる方が確率が高い。損しないために下で買おうと待ち構えてしまうものですが、そうすると下落途中の株を掴みがちになる。上がる株を買いたければ、上がっているものを買う、と。

そして、相場がよくない時は現金を持っているのが一番。休むも相場ってやつです。無理してトレードせずに、体調や地合いがよくない時には、見ているのも大事と。


他にも色々と書かれてますが、株式投資で儲けよう(損しないようにしよう)と思う方にはお勧めの本です。昨日までの下げは単なる調整!まだまだ株価は上昇します!なんて言ってる人もいますから、今こそ勉強しておくべし?これを読んでみんなで億万長者を目指しましょー?!





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