◆ お金持ちから税理士さんへの質問

個人の確定申告は一段落しましたが、企業は3月決算が多いと思います。そんなわけで今の時分は税理士さんも稼ぎ時。寝る間も惜しんでお客さんの決算に追われている先生方も多いでしょう。

今回はそんな税理士先生への内輪のインタビューです。というか、とある税理士先生たちと話をしていて、クライアントのお金持ちの話題になったことがきっかけでした。

お金持ちが税理士さんに聞く質問にはパターンがある?

気が付いたのはそれです。偶然、複数の先生が同じようなことを言ったので、もしやと思ってその場以外の先生にもちょっと聞いてみたわけでした。

そして気が付いたお金持ちの法則!(大げさ)

それは何?というわけで、今回の税理士先生への質問は、
「お金持ちは税理士さんにどんなことを聞くか?」

前提として、インタビューした先生方はいずれも私の知り合いですが、上はBIG4のパートナークラス、真ん中から下は所長として自分の事務所を切り盛りしているいわゆる「町の税理士さん」たち。成功して忙しく飛び回っている方もいますが、独立したもの食って行けないから廃業しようなんて方もいました……。ですので質問した税理士さん自体が必ずしもお金持ちというわけではありません。

一方で答えの中のお客さんはお金持ちに限定してもらいました。とは言っても明確な定義はなく、税理士先生のイメージする「お金持ちのクライアント」ではありますが。

「先生のクライアントで、お金持ちの人は、どんなことを聞いてきますか?」
私の質問はこんなふう。

答えはというと――
ナンバー3は、「最近どう?」「世の中どう?」「先生の他の客はどう?」なんて、よその人の話や動向を聞く質問だったそう。

業界を指定して聞いてくる場合もあれば、漠然とした場合もある。先生方も守秘義務みたいなのがあるので、名指しで「どこのお客さんの景気は~」なんて言えませんが、お金持ちもそれを理解した上で、他人や同業者が気になって聞いてみる、ということのようです。

では次はナンバー2。経済や税制などのニュースを指して「これどういう意味?」と聞いてくる。会社や仕事に関係する場合もあれば、個人的にメリットがないか探っている場合もあり。最近だと、税制改正の話題、特に孫とかへの相続税について聞かれることが多いとか。

そしていよいよナンバー1。上のナンバー2でもちらっと書きましたが、個人的なメリットを気にするお金持ちは多い、というのがヒント。焦らすなよって感じですが、ズバリ答えは。

「何かいい節税方法ない?」

ダントツでこれ。中には会うたび口癖みたいに聞いてくるお金持ちもいる、なんて答えた先生も。まあ、お金持ちからしたら当たり前の質問かもしれません。税理士先生は税金のプロですから。

でもここが庶民との違い。
一般人からすると、税理士先生と会うのは勤め先の会社の経理とか決算の時、なんていうのがほとんどでしょう。税理士先生は会社の締めをやってくれる人、という存在。

税理士先生のクライアントのお金持ちも(大体は社長が多いようですが)そこは同じです。ほとんどが自分の会社と、自分自身や家族の資産管理で税理士さんのお世話になっているパターン。

でも、自分自身、というのがあるところが大きい。

会社の決算は「先生もいるし、経理に任せてあるから」心配なんてしてなくて、「自分の資産管理がとにかく心配」なんてお金持ちのクライアントも多いとか。会っても自分の話しかしない社長さんもいるよ、なんてことも言ってました。

聞いてみればなるほどな話ではありますが、何気にお金持ちの世界との差を感じたりして。。。やっぱり節税とか気にして税理士先生を頼るのは、節税しないと損するくらい持っているからこそなんでしょう。そういう意味では、お金持ちならでは、持つものゆえの悩みかなとも思ったりしました。

よーし、私もお金持ちになって税理士先生に会うたびに「いい節税方法教えて」と言えるようになるぞ!と決心。





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