◆ どうして復帰するの?

先日のお昼時、女優さんと女性歌手の方の芸能界復帰のニュースをやっていました。それを見ていた知り合いが一言。「なんで今更、復帰するんだろ?」
テレビの話はあまり詳しくないこともあり返答に困っていると、彼は更にこう言ってきました。

「一度失敗してるんだから、もうあきらめて普通の生活すればいいのに」

手厳しい意見ですが、芸能人の、特にトラブルで消えた人などは、この彼のような一般人にすら冷たいことを言われてしまうことも多いようです。

庶民にとってはテレビの向こうは未知の華やかな世界です。そのため復帰のニュースを見ると「過去の栄光が忘れられないんでしょ」なんてことも言いがちです。「芸能人に戻りたがるわけだよね。だってテレビで適当なこと言ってるだけで大金が稼げるんだもんね」としまいには愚痴っぽい話になったりして…。

さてこの場合も、そんな流れになりそうでしたが、その場にいたお金持ちが一言。「なんで復帰するかって、それで一度成功したからだろうね」

最初の知り合いの彼は、失敗したのにまた復帰、と言いました。ですがお金持ちは同じ人を見て、成功したから復帰した、と正反対のことを言ったわけです。

ん?と思っていると、「この人たちは、女優なり歌手で成功して、それなりに名前が売れるくらいになったわけでしょ。挫折して、また人生をやり直そうと思った時に、成功したパターンを踏襲するのは間違いじゃないよ」と言いました。

「みんなだってもしも会社を辞めたり、仮に辞めさせられたりしても、また履歴書書いてサラリーマンを目指すでしょ。一度挫折したのにまたやるの?なんて誰も言わないし、当人も思わない。過去にはそれで稼げたことがあるからまた同じことをしようとするわけで、芸能人もきっと同じだよ」

(挫折を機に心機一転、脱サラしたなんて例もありますが)一般的にはサラリーマンが挫折してやり直す時に、イチから歌手や俳優を目指すのは難しい。逆に歌手や俳優はサラリーマンより芸能界の方が知っている世界で戻りやすい。――言われてみると、なるほど?

と思っていたら更にこんなことも。
「サラリーマンや芸能人に限らず、社長でもいるよ。事業に失敗して会社潰しても、また何かやろうって会社を作るやつ。普通の感覚だと起業より転職の方が楽に思うけど、簡単に会社を作るやつは潰れてもまた作ればいいって考えるの」……そういう例も心当たりがあります。

「僕ももし今の仕事をクビになっちゃったら、また同じような仕事探すしさ。ただ今度は今よりもお金も仕事ももっといい条件にしようって交渉はするけど」と、しまいにはこんな冗談も言っていました。今も億近くを稼いでいるのに、もっといい条件て!

このお金持ち曰く、「勉強でも仕事でも、成功したパターンをくり返すのが一番楽で成功に近い道なんだから、一度成功したことがあれば、同じことをもう一度やってみるのは間違ってはないよ。ただ芸能人やスポーツ選手や特殊な世界は年取ると昔と同じにはならなかったり、運もあるだろうけどね。だから二度目三度目になってくると難しいってのはあると思う」とのことです。

今回の話は、このお金持ちの話が正解かどうかということではありません。

こういった話を聞いた時の考え方として、マイナスの理由を探すのではなく、ナチュラルに前向きな理由を拾い上げられる。僻むのではなく素直に受け止められる。「失敗したのに」と言うのではなく、「成功したから」と言う。こういう部分が、成功者やお金持ちならではの余裕であり、見習う部分かなと思ったわけです。そのため今回は、心がけとして書いてみました。





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