◆ お金持ちは成功の夢を見ない?

酉の市自己啓発とか精神世界系の本では、成功するにはイメージング、なんて言います。叶う経緯を空想したり、叶った気持ちになって潜在意識に願望を植え付けましょうとかね。ここでも過去に何度か似た話は書きました。そのたびに私も札束風呂を空想してみたり頑張ってます!?

いきなりお金持ちになるとお金に振り回されて散財してしまうという話の反対で、叶う前のイメージトレーニングは「いざ叶った時の心構え」になりますので、いいことだと思っています。

ちょうど先日も何かの雑誌にもその手のイメージング論の記事があり、お金持ちとそんな会話になったのですが、そのお金持ちのリアクションは意外でした。

叶ってからのことを心配してるヒマがあったら、叶えるための案を考えてた方がよっぽどいいよ。頭はひとつしかないんだからさ。

イメージングをあっさり否定…。しかも現実的でシビアです。私が「えー」と言いたげな顔をしたせいか、ちょっとフォローもありました。「夢を持つのはいいことだけど、超能力者じゃないから念じてるだけじゃ物は動かせないし、具体的に何とかしないと」とのことです。

これと似たことは前に別のお金持ちに言われて、自分は天才ではないと認めることでも書きました。イメージングに期待しすぎると、願うだけでなんでも手に入ると思いがちですが、それは特殊な例。願ってなおかつ実行に移さないと駄目。それをお金持ちは分かっている。

まあ私の方からもフォローすると、成功してお金持ちになると色々と責任も増えて忙しくなります。このお金持ちの方も同様。常に仕事のことや現実的な悩みに追われているわけで、空想しているよりも「具体的なアイディアやどうやったら儲かるかとか」そういった考えに追われてしまう。
逆説的に、成功した時のイメージングをするよりも具体的なアイディアを出した方がいい、となるのでしょう。

それに何よりこの方は既に成功しているわけで、「成功してからのことを考える必要がない!」と、これも大きいでしょうか。

「じゃあ、成功する前は、成功したらこんなふうになってこんな気持ちで…とか、考えたことはなかったんですか?」と、念のために私はこんなことも聞いてみました。

返事はこの通り。
「ま、成功したらうまいもの腹いっぱい食おうとか、女にモテるかなとか、親孝行しようとかは考えたけどさ、じっとイメージングなんてしてるヒマはなかったね」
やっぱり否定…。

叶ったらどうのこうのってのより、ガムシャラにやってきて、気づいたらこうなってたし。

この方の場合は、成功したらとか、叶う叶わないの次元では考えてなかったと。
ひとつ補足すると、ガムシャラと言っても、むやみやたらに動いたわけではなく、仕事の面の戦略は考えて実行には移していたそうですが。

まあこの話を無理に精神論に結び付けて、「失敗することを想像していなかった、つまり成功者になりきっていたから成功した」とか言うこともできます。「成功したら美味しいものを食べよう」が、ある種のイメージングだったり成功のモチベーションだったと解釈することもできるかもしれません。

ですが素直に受け取って、この方のように「成功パターンを想定していなくても、成功した」例もあるというのを認めるのがシンプルでしょうか。

今回の話はあちこちの方に聞いたわけではなく、この方一人なので、中にはイメージングで夢を叶えるイメージングをしたお金持ちもいるでしょう。実際は成功と呼ぶのに何らかの目的地なり結果を想定していることも多いでしょう。なのでイメージングは間違いだとは思いませんが、それよりもお金持ちの意見に共通している「実行すべし」の方がやっぱり大切かなと、改めて思ったりしました。

※画像と本編は全く関係ないですが、今日は酉の市。行ってきました!






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