◆ お金持ちは独創的でなくていい?

お金持ちになるために何をしたらいいのかという話も続いたので、今回は実際のお金持ちからのヒントを頂いてきました。起業向けの話でもあります。

お金持ちになるためには、独創的なアイディアが思い浮かばないと駄目だと思ってる?それは間違いだよ。

テレビに出ていた起業家でも似たことを言っている人がいましたが、これはお店をいくつか経営しているお金持ちの台詞です。お金持ちになって成功するためには、誰も思い浮かばないようなアイディアで成功させなきゃ駄目だと漠然と思いがちですが、このお金持ちはあっさりと否定していました。

クリエイターで成功したいんじゃないなら、独創性なんていらないんだよ。人と同じことをして、何かひとつ、少しだけ個性があればいいの。……だそうです。

「独創性」はいらないけど、「独自性」は必要。

テレビで見た例は、確かラーメン屋さんのチェーン店の話でした。ラーメン屋の基本は勿論、ラーメンです。世には似た店が山ほどある。今時は競合の近くにわざと店を出すこともある。それでも成功する店と失敗する店がある。その違いは何かと言ったら「独自のアピールポイント」。確固たる自分の売りがあればいい。

私の知り合いのお金持ちはこうも言ってました。

イチから作るよりもあるものを加工した方が成功しやすい。人のいる場所ほど儲かりやすい。

成功しようとすると人のいない方向へ行きたがるものだけど、大体のパターンは先人が散々リサーチしている。それこそ大企業がお金をかけて市場を調査しまくっている可能性もある。なのに現時点で人のいない分野があるとする。どうしてか?

それは本当にまだ開拓されていない大穴であることもあれば、ニーズがないだけの可能性もある。後者の場合は、大手もあえて捨てているパターン。こういう穴を狙って勝てないことはないと思うけれど、ハイリスク・ハイリターンだろうね、と。

このお金持ちの言うことには「儲けたければ既に人のいる分野で真似をして、独自性を売りに隙間商売をするのが効率がいい」そうで。なんだか少ししっくりこない話ではあります。

実際に街中のお店を見て見なよ。世界にここにしかない店ってある?お店に限らず業種でもいいよ。

首を捻った私に、お金持ちはそう付け足してきました。言われてようやく分かりました。確かに、どんな分野も一業種独占ではないかもしれません。先駆者が新しいものを作り出したとしても、発表されれば他社から似たものが出てくる。そんなくり返しです。

世のサラリーマンとかも、起業とか成功するとか、難しく考えすぎなんだよ。その辺の冴えないオヤジだって自営で店長だの社長だったりするように、特別な才能なんていらないの。とのありがたいお言葉。
成功してない例も山ほどあるでしょうが、世の社長・店長さんは誰もが天才というわけでもないのは確かです。

人の真似をして何か始めて見て、自分のとこだけにしかない売りを作れれば、自然と人はやってくるかも――。さすがに起業はすぐに試せはしませんが、言われれば簡単な気がしてくる単純な私。

しかしお金持ちは最後にこうも一言。
ま、細く長くやるんなら人真似だけでもなんとかなるけど、ドカンと当てるには、時の運とか独創性も必要かもしれないけどね!

おい、結局は「独創性」もいるんですか!とコケそうになりました。

このお金持ち曰く、人真似だけでも隙間産業で何とかなる、「独自性」があればその分野で人をより多く呼べる。だからこそ元から人の多いジャンルでやるのがいい。でもイチからのブームを作るには、「独自性」だけだと弱いかもだそうです。

「独創性」は新ジャンルで、「独自性」は既存のジャンルでの売りって感じでしょうか。

ラーメン屋さんの例で言うと、ラーメンブームの中で独自のアピールで儲かる方法はあるけれど、それだとその枠の中の出来事で終わってしまう。もっと大きく当てるには、新しい麺類とか、ジャンル自体を作り出せ、と。これはさすがに難しそう。だからこそ、当てたら大きいハイリスク・ハイリターンってことなんでしょう。

これは、いわゆる「ブルー・オーシャン」「レッド・オーシャン」理論とは正反対の理屈です。ですがラーメン屋さんは確かに固まって店を構えていることも多いですし、デパートも駅前の同じ場所にいくつもあったり、セールの時期を同じにして相乗効果を狙っていたりします。なので競争は必ずしもマイナスとは言えない、独創性より独自性というのも一理あるのかもしれません。





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