◆ お金持ちのお嬢様

生まれた時からのお金持ちの話は、途中からお金持ちを目指す人にはあまり参考にならないかなと思いつつ、たまには息抜きでお金持ちのお嬢様の例を。

彼女はお父さんがいくつかの会社の経営をしているお嬢様。一人娘だったので、彼女に婿を取らせていずれ跡を継がせようとご両親も思っていたそうです、が。

本人は勉強が苦手で努力も嫌というタイプ。「パパが甘やかしたから」が口癖でしたが、父親が一人娘可愛さで甘やかしたらしく、本人もそれを当たり前に受け止めて、嫌なことはする気のない性格に育ってしまったようです。
「私が働いても迷惑かけるだけだし、その分、他の人に仕事が回るわけだし、何よりも働かなくても生きていけるんだからいいじゃん」と開き直り。羨ましいですな。

子供の頃からお嬢様らしくお茶や着付け、ピアノなんかの習い事もしたらしいですが、興味がなくて続かず。学校もなんとか卒業したとか。就活なんて初めからしなかった!跡を継ぐのすら、「働くのは嫌」と難色を示す有様…。

興味のあることしかしないで、卒業してからは何をして過ごしていたかというと、海外へ行ってみたり、服や靴や化粧品を買っては飽きてとファッションに興味を向けていたり。「何もしてないのに時間がない」とよく言っていましたが、遊んで暮らしていたようなもので、正直、羨ましい…。

ただ本人もそれがコンプレックスでもあったようで、自分で車の運転をしてみたいからと免許を取ろうとしたりもしてました。
でも日頃は専属の運転手さんが付いていたので、無理に取ることもないかなと途中で飽きてみたり。いやいや運転してみたいと再開しては飽きてと、何度もくり返す。一時は会うたびに教習所の話をしていましたが、取ったという話は聞かないまま…。

(免許を取る前に)車を買おうとして、免許取ってからにしなさいと親に止められたとも言っていましたが、きっと途中で飽きて挫折すると親御さんも読んでいたのでしょうか。

お金持ちのお嬢様
競争しないで生きてこられて、何でも手に入ってきていただけに、性格はよくてのほほんとした人でした。ただ本人は飽きっぽくて何も続かない性格を気にしてました。かといって努力しなくても困らないわけで…、そんなループを悩んでいたかな。
庶民には縁のない羨ましい悩みではあります。お金持ちでもお金持ちなりの悩みはあるんだなと思ったものです。
結局、そんな生活を続けてしばらくして、お見合いで資産家の息子さんと結婚。先方も使用人のいるようなすごい家だったようで、今は子供も生まれてお母さんになっています。子育ては乳母がやってくれるそうです。
なんだかんだで、代々のお金持ちはやっぱりお金持ちの世界の中で固まってるのが現実のよう。

お父さんの会社の方は、会社の部下の人が継ぐことになりそうと言ってました。本人は謙遜も兼ねて、自分が継いだら全部潰れちゃうからと笑っていました。いつも「自分は脱落組」だとも言ってました。実力とか意志がないから流されるままの人生だと。

「流されても庶民以上の恵まれた生活ができるならいいじゃん!」と私などは力説してしまう勢いですが、これもある意味、お金持ちゆえの悩みでしょうか。家を継ぐのは無理でしたが、財産を維持するためにやっぱり同じような世界の人とお見合いで結婚したり、見方によれは自由もないと。


まあ、夏休みに久しぶりに会って話をしたので、本人特定ができない程度に少し変えて、載せる許可をもらって書きました。こういう人と一緒にいると世界が違いすぎて、スタートラインから全然違うなと唖然とするばかり。おまけにお財布を持つ習慣がなかったり、「お金を払う」のは誰かがやってくれるものと思っていたりするので、うっかりしているとこちらがおごる羽目になったりします…。良くも悪くも天真爛漫という言葉のイメージ通りのお嬢様でした。





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