◆ 不動産を相続

日本のお金持ちで、一番多く、先天的とも言えるものが、親族から相続したお金持ちのパターンでしょうか。家が地主だった、代々続くお金持ちだった、などの資産家は、生まれた時からの勝ち組です。人間は平等じゃないよね。

私の知る人にも先祖代々の地主で、不動産を継いだお金持ちがいます。都内の一等地に土地があり、自分の代でいくつもマンションを建てて、管理会社に任せて、その収入で食べている。ちなみに肩書は社長さんです。自分の土地建物の管理用の会社を作っているので。

しかもすごいところは、数階建て鉄筋コンクリートの何十戸もあるマンションを数軒持っていながら、それぞれ何億にも及ぶ(であろう)建設費用のローンがない。つまり払い終えたようです。

不動産を相続
もしかしたら土地だけでなく、それが可能なだけの資産の相続もあったのかな?それとも、築年数も新しく、エレベータもあって、駅から近く空室もすぐに埋まる人気の物件ばかりなので、家賃収入で完済できてしまったのかも?そこまではさすがに突っ込んで聞けずじまいでした。

まあそれでも建てた後も、定期的な建物修繕や点検、清掃など、色々とまとまった出費はあるようです。地デジ化や光インターネットの導入など、物件を魅力的にするための出費もあるらしい。管理会社に任せているとは言っても、(契約によっては)大家さんの負担もゼロではないみたいです。

それにしても羨ましい。庶民は一生のうちにローンを組んで一部屋を我がものにするので精いっぱいだというのに、ローンなしで数棟。土台は親からの相続です。家賃収入で私の何十倍もの稼ぎ。寝ているだけでお金が入ってくるという状況。

とは言っても生活は質素で淡々とした方でした。健康に気を遣って、毎朝早いうちに奥さんとウォーキングに出かけ、食事にも気を遣って、規則正しい生活をしています。無駄遣いも散財もしない。身なりも地味で、お金持ちと言われればそんな風に見える?という感じ。

持っている土地や建物も、いずれは子供に相続するもので御先祖様から預かっているだけと言っていました。その辺は一代で築いた人ではなくて、代々ならではの感覚なのでしょうか。

今回の震災でも地価の下落などを気にしていたようで、それほどではないとホッとしてはいましたが、一方で何が起こるか分からないからと、ますます生活を厳しくしている昨今の様子。こういったこともお金持ちならではの悩みなのでしょう。味わってみたいような、怖いような…。私には遠い世界でした。





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